双日社友会2023年秋の講演会・懇親会

2023年10月30日（月）11時より、ANAインターコンチネンタルホテル東京（東京都港区）にて「2023年秋の講演会・懇親会」が開催され、双日社友会会員、双日役職員など合わせて62名の参加がありました。

講演会は2020年に双日社友会が発足してから早いもので第8回となります。今回は双日総合研究所チーフエコノミストの吉崎達彦さんにご登壇いただき、「どうなる今後の内外情勢」というテーマのもとに世界情勢、日本経済、果ては昨今の双日社内の様子という身近な話をして頂きました。

講演会の後は隣接する懇親会場に移動し、当会加瀬会長のご挨拶の中で、「来年（2024年）の双日発足20周年を機会に、現在の４つの社友会（ニチメン東京社友会、ニチメン大阪社友会、日商岩井社友会、双日社友会）を統合し、2024年4月1日付で『新生双日社友会』を立ち上げることになった」話が披露されました。

双日藤本社長のご挨拶と乾杯ご発声の後、会員同士の活発な交流・懇親が行われ、途中マジックショーを挟み、あっという間に岡崎副会長による締めのご挨拶・閉会となり、三々五々帰路につきました。

会長あいさつ

みなさんこんにちは。双日社友会会長の加瀬でございます。
本日はご多用のところ「双日社友会2023年秋の講演会・懇親会」にご参加頂きありがとうございます。日頃より賛助金ならびに社友会のサポートをして頂いている双日藤本社長はじめ、役員のみなさま、橋本人事担当本部長、本日はご欠席ですが小倉人事部長、人事部の岡田さん、関根さんにこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。

さて、先ほど吉崎さんより「どうなる今後の内外情勢」を漫談風に話して頂きましたが、最後の方は結構まともな話で「ドナルド・トランプの逆襲」とか「来年のウクライナ停戦のシナリオ」までご説明頂き、非常にためになりました。吉崎さんどうもありがとうございました。 私が用意したこの原稿には「ウクライナ・ロシア情勢は世界中の懸念となっており、加えて中東ではイスラエルとハマスによる紛争が勃発しており、いまだ停戦への道筋が見えず混迷を極めています」と書いてありますが、先ほど吉崎さんが「ウクライナの停戦の機会はトランプが勝てば出てくるだろう」とお話し頂きました。また世界各地での衝突が我々の日常にも様々な形で影響し、原油高、物流費増などによるコスト高に加え、円安が生活を直撃しています。一方、インバウンドでたくさんの外国人が訪日しています。また半導体不足の緩和により、自動車、各種機械の輸出が増えるなど9月単月の貿易収支は黒字に転じ、それに伴い貿易収支の赤字幅は縮小する傾向にあります。時代の節目にピンチをチャンスに変えることは商社の得意とするところであり、双日の株価も今は落ち着いていますが一時は3,500円を超え、年末には4,000円、5,000円とがんばって頂ければと思います。双日は一層の発展が期待できる新しいステージに入ったと確信しており、明日(10月31日)の双日の中間決算発表にも注目しています。

さて、このたび双日社友会において人事異動があり、先ほど講演会の前にご挨拶させてもらいましたが、幹事長が木船亨さんから大西哲也さんに交代となりました。改めてここでご紹介させて頂きます。引き続きよろしくお願い致します。
双日社友会では事業計画を策定し、大西幹事長を含む幹事8名で活動を本格化させようと考えておりましたところ、来年（2024年）の双日発足20周年を機会に、ニチメン東京社友会、ニチメン大阪社友会、日商岩井社友会、双日社友会の４社友会を統合し、2024年4月1日付で「新生双日社友会」を立ち上げることとなりました。既に４社友会から統合プロジェクトチームメンバーを選んで活動に入っております。新生双日社友会は3,400名を超える大組織となり、会員年齢も20歳代から90歳代までと幅広く、多様性を具現化した新しい社友会になります。双日発足20周年のメモリアルプロジェクトのひとつであり、双日社友会も、これまで以上に充実した活動ができるよう、4団体が協力しあい、統合に向けて前進して参ります。
最後になりますが、本日は、みなさまと対面で、しかも立食・ブッフェスタイルでの懇親会を開催することができて大変うれしく思っております。ホテルの料理というのは通常「人数×７掛け」ぐらいで調整するものですが、本日は「人数分すべて×掛け目なく」たっぷりと用意していますので、ぜひ談笑しながら食事やお酒を酌み交わし、大いに会員相互の、そして現役役員のみなさんとの懇親を深めて頂きたいと思います。新しい時代に向けてみなさまのご健康、ご多幸を心から祈念しましてご挨拶とさせて頂きます。どうもありがとうございました。

講演会の様子

懇談会の様子