【寄稿】「歌」に魅せられて

古田陽久(74126)

2025年4月13日午前9時~9時30分、大阪・関西万博の開幕初日での「1万人の第九 EXPO2025」(総監督・指揮 佐渡裕 主催:株式会社毎日放送)に参加した。「平等・平和」をテーマに、一人一人が主役になり、お互いのいのちを讃え合う「歓喜の歌」の大合唱が世界に響き渡った。広島からの私にとっては前泊が必要であったが、夢洲の大屋根リング上からの歌唱は、わが人生においても大変感動的なものになった。【写真①】

写真
【写真①】

歌うことは、もともと好きで、日商岩井時代はコーラス部に所属していたこともある。この時のメンバーのお一人と、一昨年だったか、「柳河風俗詩」の作詞家である北原白秋の出身地、福岡県柳川市での「柳川で柳河を歌う会」で、偶然にもお会いしたことがある。約4年間在籍した男声合唱団「広島メンネルコール」の定期演奏会でこの歌を歌ったのがご縁となり、昨年は兵庫県三田市の「三田男声合唱団」の定演でもこの歌を歌うワンステージ・メンバーとして参加した。

この様な活動に触発されて、作詞に興味を持ち、これまでに2曲の作品がある。一曲は仕事でご縁のあった熊本県の「悠久の石橋の町」(2022年5月)、もう一曲は私のふるさと広島県呉市を題材にした「くれ町通り」(2024年11月)【写真②】である。いずれも、作曲家や地元のコーラス・グループにも恵まれ、YouTubeでも聴くことができる。

写真
【写真②】中国新聞 くれ町通り

最近は、こころの健康の為、JOYSOUNDでの「一人1時間カラオケ」を楽しんでいる。好きな曲は谷村新司さんの「陽はまた昇る」や「北陸ロマン」、五木ひろしさんの「こしの都」や「ひろしま雨情」などである。

目次