【大阪支部】第1回秋の親睦ウォーキング【大阪支部】
日時 | 2024年11月13日(水) |
目的地 | 比叡山延暦寺 |
4社友会が統合され初めての親睦ウォーキングの一日は、雲一つない晴天とかなり暖かめの気温で始まりました。
標準語で聴き慣れた車内放送が関西弁で流れる湖西線を走る電車が、長等山トンネルを抜けると程なくして集合場所の比叡山坂本駅に到着です。
定刻の午前10時前に19名の参加者が参集し、簡単なオリエンテーションと準備体操の後、早速ケーブル坂本までの1.5kmを全員の歩行ペースを確認しながら、緩やかな上り坂に歩を進めます。京阪坂本駅を過ぎた辺りから、穴太衆(あのうしゅう)積みと呼ばれる石垣がそこかしこに見られるようになりました。あまりの好天で、日陰に恵まれないため、水分補給の小休止を挟み(写真①)、ほぼ予定時刻にケーブル坂本に到着しました。インバウンドを含む観光客が多く、全員が一台の車両に乗り切れず分乗する事態を危惧していたのですが、幸いにも定員オーバ―とはならず皆さん無事にケーブル延暦寺に到着し、展望台に集合して写真を撮りました。(写真②)
延暦寺の境内も参拝者や観光客でごった返しているかとの予測に反して、程よい混み具合といったところでしょうか。ひょっとして国宝の根本中堂が改修中(本堂屋根の葺き替え・飾り金具の修理・諸尊仏像の修理・廻廊屋根の葺き替え・塗装彩色の修理)で、その全貌を拝観できないため躊躇する人が多いのが原因かも分かりません。因みにこの大改修は2016年に始まり、2027年頃に完成予定とのことです。改修中の国宝建造物の内部において、修復に関する説明を聴いたり、その過程の作業を実際に見学する機会など滅多にないことだと考えると、我々は貴重な体験ができたのだと思います。折角の機会なので時間に余裕があれば、西塔地域や横川地域もコースに組み入れたかったのですが、今回は断念して東塔地域のみを参拝しました。美しい紅葉に囲まれ佇む根本中堂、文殊楼、大講堂の参拝と昼食を済ませ、午後1時30分に2つのグループに分かれて延暦寺を後にしました。
足腰に自信のある方々は東堂、阿弥陀堂を経て比叡山山頂のロープウェイ乗り場までの約2kmを、途中の広場で京都北山の展望に一息つきながら(写真③)無事踏破しました。一方、午前中に一日の歩行距離をクリアされた方々は、シャトルバスを利用して集合地点のロープウェイ乗り場に到着し、2グループが合流。2度目の集合写真を撮りました。(写真④)
帰路は、比叡山頂駅からロープウェイとケーブルカーを乗り継ぎ八瀬に下山しました。例年であればたくさんのもみじが色づき「八瀬もみじの小径」散策が期待できたのですが、まだまだ紅葉には程遠い青もみじのため、これは断念して叡山電鉄で出町柳に向かうことにしました。出町柳駅で皆さんの無事到着を確認し、次回春のウォーキングでの再会を約して解散しました。
今回都合がつかず不参加とされた方も、次回は参加していただきたいと思います。日時とコースは決まり次第HP等でご案内致します。
(報告者:吉田修一)