【中四国支部】下瀬美術館のひな祭りと亀居公園の桜を観る会を実施
晴天に恵まれた3月29日(金曜日)午前11時15分、広島県大竹市にある下瀬美術館のエントランス棟受付カウンターに参加者15名が集合、ガイダンスを受けて、館内を見学しました。下瀬美術館は、2018年に、建築資材等の製造・販売業の丸井産業(本社 広島市西区)の創業60周年を機に構想され、建築家の坂茂氏が携わり、昨年3月に開館しました。カラフルな10棟のヴィラとレストラン、四季折々の草花が見られるエミール・ガレの庭が印象的です。展示品は、代表取締役の下瀬ゆみ子氏が先代の創業者から受け継ぎ形成してきたコレクションを保存、公開している施設で、ひな祭りは開館一周年記念の催しでした。
午後からは、近隣にある亀居公園に移動、お弁当を食べながら、観桜を楽しみました。1600年(慶長5年)の関ヶ原の戦い後に安芸国に入った広島城主福島正則が、1608年に長門国・周防国の毛利氏への押さえとして「亀居城」(別名 小方城)を建設。亀居公園は、この亀居城の跡を公園として整備したもので、桜の名所として知られています。本丸跡地からの瀬戸内海の眺望は最高です。
また、大竹市出身の故 石本美由起氏の作詩家生活40周年を記念してつくられた”詩の坂道”は、「悲しい酒」や「憧れのハワイ航路」など7つの歌碑と1つの記念碑が遊歩道で結ばれていました。午後1時30分、本丸跡地展望台で記念撮影し、自由解散しました。
報告:吉田